日本もついに歯磨き粉や歯磨き剤へのフッ素配合濃度が1500ppmまで引き上げられ厚生労働省に認可されました。
やっと日本も世界基準になってきたようです。
私は虫歯になりやすいのでデンタルケアは欠かせません。
より、虫歯の発生・進行を抑えられると期待されている今回の認可。早速、歯磨き粉を探さねば!!
徐々に歯磨き粉も入れ替わってくると予想されていますが、まだこの濃度での販売は始まったばかり。現在日本で販売されている高濃度フッ素配合の歯磨き粉を調べてみました。
目次
日本の現在の歯科事情
私のいきつけの歯医者さんは、歯科予防先進国のスウェーデンの技術や考え方を取り入れられていまして、先生の口癖は「日本の歯科は予防先進国から40~50年遅れている」です。
「ちょっとの虫歯でも削ってしまい、安い詰め物でつめ、隙間が開いている。だからそこからまた虫歯になる→また歯医者に行くの繰り返しで、歯医者に行けば行くほど歯は悪くなる!!」とショックなお話でした・笑
先生のお考えでは削る必要のない虫歯は削らず進行を抑える日々のケアや食事方法などの指導が大切というもの。自然派の私は大変共感しました。
まあそれはさておき、フッ素濃度1,500ppmがどういうものなのか見ていきますね。
フッ素濃度1500ppmとは
現在日本で販売されている歯磨き粉の90%にはフッ素が配合されています。そのため日本人の虫歯は大幅に減ってきました。
しかし、そのフッ素配合濃度は、世界の予防先進国の3分の2である1,000ppmしか配合されていないため効果は限定的でした。気休めにしかならない量という説もあるくらいです。
予防先進国と言われるスウェーデンやイギリス、アメリカ、お隣の韓国までも、フッ素配合濃度基準は1,500ppm。
日本の歯磨き粉は濃度が低すぎるからと、海外から個人輸入されている方もいるようです。
フッ素の効果としては、歯垢の細菌の活動を抑えたり、溶けた歯のエナメル質の修復=再石灰化や歯質の強化があります。
一方、フッ素を取りすぎるとフッ素症という病気のリスクが高まる場合も。そのあたりのことから日本では1,000ppmという基準にされていたのかもしれません。
おすすめ!フッ素1500ppm配合、市販の歯磨き粉3つ
おすすめフッ素歯磨き粉、1つ目
上記に書いた私のいきつけの歯医者さんが今後取り扱おうとされているのが
■ライオン チェックアップスタンダード 1450ppm
です。私もこちらを購入してみようと思っています。楽天で8月21日発売とのこと。
歯医者の先生も、今のところ8月以降販売予定とおっしゃっているので、この発売日のことなのだと思います。
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ジェルタイプですと同じメーカーで1450ppmがすでに販売されていました。私の歯医者の先生は、ジェルタイプは歯磨きの後、歯に塗り込んで5分放置しなさいと指導されています。まさに歯のパックですね(^^)
今までの歯磨き粉をしばらくは使うので、夜だけこのジェルで歯を磨くのも良いと思います。
■ライオンチェックアップ ジェルミント フッ素1450ppm ジェル状歯磨き
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ライオン チェックアップ ジェル ミント 75g Check-Up gel 医薬部外品
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こちらの歯磨き粉は歯医者さんで売っているタイプのもので、ちまたのドラッグストアでなかなか売ってないかもしれませんので、楽天で買えるのは嬉しいです。
おすすめフッ素歯磨き粉2つ目
同じくライオンのクリニカアドバンテージコートジェル
1450ppmに改良して作られたようです。
おすすめフッ素歯磨き粉3つ目
サンスター史上最大濃度のフッ素配合1450ppmとのこと。まあそうでしょうね・笑
虫歯や歯肉炎、歯槽膿漏などの予防もできる大人の歯磨きだそうです。
子供は使用できない?最後に気をつけること
■これらの高濃度フッ素配合歯磨き粉が、使用できる年齢は6歳以上となっています。
子供の場合はよく注意してくださいね!
■しばらく従来の濃度のものと混じって売っていると思いますので、1450ppmという表記をよく見て購入してくださいね!
私達が生きていくために食べることが一番大切です。そしてそのためには歯が健康であることがさらに大事!!
知識や情報を持って、できるだけ長く健康は歯でいたいものですね(^^)