面白そうだなあと思って、手にとった本。
この稲垣えみ子さんという方が、よくテレビでお見かけする「アフロの素敵な女性」なのだと初めて一致した私!!(遅っ!)
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新聞社という高収入なお仕事をしていたのに50歳で定年退職をされ、フリーランスに。
電気代が150円!!という江戸時代のような生活をされているということで、私のツボを刺激し、興味津津。
ああ、あのアフロの方なのだ!!
ということであっという間に読み終えました。面白かった〜。読んだそばからもう一回読みたいくらい。
最初はタイトル「寂しい生活」というのがご自身の生活のことを自虐的に指しているのかなと想像をしていたのですが、そうではなくて、物に溢れているのにも満足せず、人と比較してもっと豊かになれば幸福になれるはずだという、広告などこの世の仕組まれた企みにのせられて、買っても買っても不足していると思わされる状態がこのタイトルの「寂しい生活」なんだろうなあと私的にはそう読み取りました。
私も若かりしこそは、まさにこのループにハマっていました。
買っても買っても着る服がないと思っていたし、新商品がでたら買ってしまう化粧品・・・
使いもしない、ジューサー・ミキサー・・・・・ちょっと思い出すだけでもたくさん出てきます。
ただ単に、ミニマリストというだけの本ではない、何が本当に大切なのか、何が私達を本当の幸福に導いてくれるのかを考えさせられる深い内容。
だからこそ、一回読んでまたじっくり何度も読み返したいと思った本でした。
稲垣さん、めっちゃかっこいいと思いました。
他の本も今後読ませてもらいたい!!