世界名作劇場のアニメシリーズ、子供の頃によく見たのを覚えています。
赤毛のアンも当時見ていたのですが、幼すぎてあまり理解できてなかったです。
覚えているのは、アンがマシュウとマリラに引き取られることになり、髪の毛を緑色にしてしまったり、ダイアナに間違ってぶどう酒を飲ませてしまったりみたいな部分まで。
その後はどうなったのか子供の頃には覚えていませんでした。
大人になって本を読み、改めて感動するわけですが、アマゾンプライムでアニメの赤毛のアンがあるのを見て、強烈に「見たい!!!!」と視聴開始。
全部でなんと50話あるのですが、1話が25分くらいです。夕食時に毎日4話〜5話くらいをみて2週間で観終わりました。
原作に忠実で、安心してみれます。たっぷり50話あるので一つのエピソードをじっくり描いてくれています。アンの子供時代だけでなく、先生になる手前までが描かれています。
映画もいくつか見ましたが、2時間の枠のなかにおさめられた赤毛のアンは、すごいスピードで余韻が感じられないと私は思います。
そしてなんといっても大好きなのはこの日本アニメのマシュウです!!!
いくつか海外の映画やドラマもみましたが、私のマシュウのイメージは断然このアニメのマシュウ。
「そうさな・・・」とやさしく語るシャイなマシュウ。
全編通して、毎日笑いながら、毎日泣きながらみていました。
見終わった日以降はしばらく、ロスな日々が続きました(笑)
そして、またまた再度本でも読みたくなり、文庫本を購入!
以前は、図書館で借りて読み切ったのですが、たぶんこれからの人生で何回も読みたくなるだろうと思い、購入しておくことにしました。
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赤毛のアン 赤毛のアン・シリーズ1 (新潮文庫 新潮文庫) [ モンゴメリ ]
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夜寝る前に少しずつ読み進めています。あらすじは分かっているのでゆっくりと文章を堪能するように読んでいきます。
村岡花子さんの訳がやっぱりいいな!
モンゴメリさんがクリスチャンですから(モンゴメリさんは旦那さんが牧師さんだそうです)聖書のストーリーがよく出てきます。私はアンが想像する天国の描写がとても好きです。
花子さんもクリスチャンとのことで、聖書を理解しているからこそ訳し、表現できるのだろうなと思います。花子さんの文章は美しい!
アニメのほうでも、イエス様の写真がでてきたり、マシュウのセリフに「全能の神様」があったりと、宗教色を省くことなく作られていると感じました。(いずれのシーンも号泣でした)
ああ、こうやって書いているだけで、思い出し感動が溢れます。
アマゾンプライムに入っている人は見てほしいなと思います。2022.3.12時点ではアマゾンプライム会員は無料で見られます。
大人になった今こそ見るべき秀逸なアニメです!!!